ドラマ「恋はDeepに」にモノポリーが登場

 
ドラマ「恋はDeepに」第5話で3人の登場人物がモノポリーで遊ぶシーンがあります。
今回はこのシーンを検証・考察したいと思います。

作中ではボードや権利書が映るシーンは計2カットあります。

・1カット目

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①ボード
ボードは現行のスタンダード版です。タカラトミーから発売されていたものと現在ハズブロから発売されているものの2種類ありますが、これだけでは判別できません。
ホテルや家が多数建っている状態です。イリノイ通りに車の駒があります。

②サイコロの振り番と出目
サイコロを振ったのは蓮田太郎(父)です。出目は8です。

 

・2カット目

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ボード全体が映っています。ホテルや家が多数建っている終盤の局面です。
①ボード
右上に刑務所があることから、GOマスは左上になります。

②各人の資産
判別できる限りでは以下の通りとなります。


・倫太郎(画面右)
ダークブルー ホテル2軒
グリーン  家6軒(配置は2軒ずつ) 
鉄道2枚
不明1枚

所持金:手に持っている紙幣の一番下はオレンジの500ドル紙幣、これを複数持っていたので1000ドル以上はあるようです。

・太郎(画面中央)
オレンジ 少なくとも家7軒(ニューヨーク通りに家の3軒目があるのが確認できます)
不明6枚

所持金:テーブルの上に紙幣を置いていますが500ドルの紙幣はなく、100ドルの紙幣が数枚、他の紙幣が数枚あります。このため500ドルを超える額は持っていないようです。

・光太郎(画面左)
ライトパープル ホテル2軒、家4軒(配置は4-H-H)
レッド ホテル3軒
不明2枚
鉄道1枚
ブラウン1枚

所持金:テーブルの上に紙幣を置いていますが、オレンジの紙幣が少なくとも1枚確認できるので500ドル以上はあるようです。


③太郎が競売にした権利書
倫太郎が250ドルで落札した権利書は鉄道でした。直前の出目が8であること、太郎がボードの反対側に手を伸ばして駒を動かしたことから、元の駒位置はGOから17マス目の共同基金、この権利書はB&O鉄道ということになります。

④破産?
光太郎の振り番で倫太郎のボードウォークに止まり、倫太郎から「破産」と言われます。
ボードウォークのホテルのレンタル料は2000ドルですが、レッドのホテル3軒売却とレッド3枚抵当(1465ドル)、手持ちの現金を足せば2000ドルを捻出できるため即破産ではありません。

⑤車の駒は倫太郎のもの
1カット目で映っていた車の駒ですが、イリノイ通りからは1投でボードウォークには止まれませんので、この駒は倫太郎のものということになります。