初代モノポリー世界チャンピオンLee Bayrdさん死去

「Under the Boardwalk: The MONOPOLY Story」のツイッターで、初代モノポリー世界チャンピオンLee Bayrdさんが死去したことが発表されています。

 

カリフォルニア出身のBayrdさんは1973年に行われた第1回モノポリー世界選手権においてアメリカ西地区代表として出場し優勝しました。
ディフェンディングチャンピオンとして出場した1974年の第2回モノポリー世界選手権を伝えるニューヨーク・タイムスの記事ではロサンゼルスでモノポリーをテーマにしたアイスクリーム店を所有していると書かれています。

www.nytimes.com


日本とも縁があり、2010年に開催されたモノポリー日本選手権全国大会ではアメリカチャンピオンのMatt McNallyさんと共に特別招待を受けて参加しました。

過去の記事の更新

 『モノポリー』のルーツの記事を更新しました。

ランドロード・ゲームとファイナンスを結ぶトゥーン兄弟に関する部分と、パーカー・ブラザーズによる他のゲームの版権買収などの部分を追加しています。

mpb.hatenablog.com

 

リアルモノポリーホテル建設

www.malaysia-navi.jp


約3か月ほど前になりますが、マレーシアのクアラルンプールに世界初となるモノポリーをテーマにしたホテル「モノポリー・マンション・バイ・シロッコ」を建設するという発表がありました。


個人的にはモノポリーのホテルといえばゲーム「ザ・モノポリーゲーム2」の舞台であるボードウォークホテルが思い出されますが、このモノポリー・マンション・バイ・シロッコも各部屋でモノポリーの対局が行われるのか気になります。

f:id:monopo:20180601003257j:plain

(画像:ザ・モノポリーゲーム2よりボードウォークホテル) 

 

このホテルは次の世界選手権の会場としてはまさにうってつけだと思います。

つぶやきに勝手に答えてみる(9)

 
もしグリーンの家が150ドルであるならば私は買います。
理由としてはグリーンの欠点である建設費用の高さが解消され、600ドルで家4軒目が建つからです。
グリーンの家2軒のレンタル料は390・450であり、1回止まるだけで家4軒目から6・7軒目まで増築できます。
また、グリーンの家3軒はオレンジのホテルよりも安く建設することができ(グリーン家3軒オール1350ドル、オレンジホテル3軒1500ドル)、オレンジのホテルとほぼ同じレンタル料(グリーン家3軒900・1000、オレンジホテル950・1000)です。

 

 

 

 権利書事前配布制におけるセット選びは3つの選び方があります。
権利書のセットはスタートの遅い順に選んでいきますので、スタートが遅い場合は自分が最初にサイコロを降る前にある程度権利書が購入されている可能性を考慮する必要があります。
①自力独占の可能性を考えて他のセットと重複していないものを選ぶ
②相手が自力独占する可能性を考えて他のセットと重複していないものを選ぶ
③交渉による独占を考えて重複しているものを選ぶ

①はレッドやイエローといったスタート順が遅くても購入できる可能性があるもの、②はライトブルーやライトパープルなど1~2投の間にもう1枚購入されそうなもの、
③はセットを作った時点で色が重複しているものです。

 海外のボードではスピードダイスが同梱されているものもあります。

過去の経験から言うと両者が多くの現金を持っていてかつ1か所しか経営していないという状況だと膠着状態に陥りやすいです。
この場合時間制限を設けておけばゲームを終わらせることができます。

 2004年の世界選手権の話ですね。

ほぼ日刊イトイ新聞 -モノポリーページ

正確には序盤でディフェンディングチャンピオンの岡田氏が仮破産し、すぐに救済が入るかと思われましたが、現金を持っていたシンガポールの14歳の少年は「世界チャンピオンのあなたがいなくなってくれたほうが都合がいい」と言って救済を拒否したことですね。
この時の大会ではポイント制を採用しており、モノポリー勝ち以外では時間切れ時にゲームに残っていれば残った人数が少ないほど多くのポイントを獲得できるというものでしたが、あっさり破産させてしまうと権利書が全部移動するためトップが確立してしまいます。
このため、ここで救済しないという選択は無かったのですが、ポイントにこだわったあまりに正しい判断ができませんでした。