読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2012年のモノポリー会長杯を解説してみる(7)

※今回の解説範囲は1時間15分30秒から終了までです。

 

舘田さんがダークブルー(37マス目)に止まり、ライトパープル家2軒売却です。(3-2-2)

石井さんがイエロー家2軒に止まり、ダークブルー2軒売却です。(0-0)

 

舘田さんがGOを通過し、再度ライトパープルに建て直します。(3-3-3)

石井さんがイエローで連泊です。(抵-0)

 

中原さんがライトパープル手前で止まったところでイエローに増築して勝負に出ます。(3-3-3)

舘田さんはイエローまで18マス前ですが、ゾロ目で大きく進む可能性に賭けて勝負せざるを得ません。

 

舘田さんの出目は7。乗り物の騎馬で100両の支払いのため再び家を売却です。(3-2-2)

 

因さんがオレンジに止まり、破産です。

続いて中原さんもオレンジに止まり大勢が決しました。

 

あとは時間内に決着がつくかどうかです。

中原さんがオレンジで破産、石井さんもオレンジで破産し舘田さんの優勝です。

全員破産まで時間が少々かかりました。現金は十分にあったのでグリーンで平地攻めをしても良かったと思います。

 

 

 

(まとめ)

●ゲーム全体について

権利書が固まって配布されるという状況からスタートしましたが、グリーンで先行する石井さんを中原さんがイエローで追撃、トップ交代からさらに舘田さんがライトパープルでひっくり返し、終盤で因さんがライトブルーで参戦という、どのプレーヤーにも見せ場があったゲームでした。

無理を承知で攻めたことが功を奏すという場面が何度もあり、リスクを恐れずに攻めることの意味を改めて考えさせられました。

 

 

●各プレーヤーについての寸評

・因さん

自分でなかなか経営することができないという状況の中、権利書の引き取りなどで上手く立ち回り、最終的にライトブルーを経営することができました。

4枚目の乗り物を舘田さんに押さえられたのは相当痛かったでしょう。

 

・中原さん

イエロー全力7軒の条件で揃えて石井さんを迎え撃った場面ですが、本当は別の色を経営したかったのでしょうが、状況が状況なのでやむなくイエローをやらされたといってもいいのではないかと推測します。

舘田さんにとっては石井さんがイエローに止まればライトパープルを安く買い取れるし、石井さんがイエローに止まらずに中原さんがグリーンに止まれば(約39%)そのままイエローを引き取れるので、どちらに転んでも良かったのです。

 

・石井さん

グリーン全力3軒からのスタートで逃げ切りまであと一歩でしたが、イエローの一発で大きく後退してしまいました。

しかし、グリーンを中盤まで保持したり、ダークブルーで再起を計ったりするなどなど最後まで粘りました。

 

・舘田さん

序盤で有力な権利書を保有していたこともあり、石井さんに対する追撃側の主導権を握った状態で中盤まで進んでいきました。

特に中原さんにイエローを揃えさせる交渉は思惑通りだったのではないでしょうか。

また、4枚目の乗り物や競売でオレンジを定価で購入して自力独占するなど、キーとなる権利書を入手できたことも大きかったと思います。

ゲームを決定づけたのは因さんが刑務所1回目の状態から舘田さんがオレンジに経営転換し、見事に1回目でオレンジのホテルに止めたところです。

一般的に刑務所にいると数巡の間は出ないだろうという認識がありますが、常識にとらわれない発想が勝ちを引き寄せたのではないでしょうか。