大会ルールとは

日本選手権全国大会における基本ルールは予選は制限時間90分×3ゲーム(変動あり)、決勝は時間無制限(制限時間を設けている場合もあり)です。しかし、地区大会ではタイムスケジュールなどの都合で短縮ルールを採用しています。
地区大会で採用されているルールは多くが以下のとおりです。


・制限時間75分×3ゲーム、権利書事前購入制、抵当権利書移動時の抵当料支払い免除
プレー時間短縮のため2004年の地区大会から導入された形式です。
なお、プレー時間は70分や60分とするものもあります。
ゲーム開始前に無作為に選んだ権利書のセット(人数×2枚)を作り(ただし、公共会社2枚や同色2枚のような組み合わせはそのセットのみ配り直し)、スタートの順番が最後のプレーヤーから選んで定価で購入します。
この形式は通常のゲームと違い、スタート順の遅い方がいい権利書を先に買えるということです。また、各色がバラバラに出ているため3枚あるカラーグループの自力独占の可能性は低くなり、数度の交渉が不可欠です。
また、権利書事前購入制とセットで抵当権利書移動時の抵当料支払い免除があります。
ただし、抵当権利書を元に戻す場合は抵当料は必要です。


・2周目交渉解禁制
スタートと同時に交渉が行われて家が建つということがないように、誰かがGOマスに着いた時点で交渉が解禁されます。
しかし、1投目からチャンスカードで「GOマスへ進む」カードが出て即交渉解禁ということもあります。


・サイコロの扱い、釈放券売買
サイコロはボードから出た場合は振り直し(ゲームの進行を優先する場合は全員の合意によりテーブルの下に落下しない限りは有効とすることもあります)ですが、チャンスや共同基金のカードの上に乗った場合はサイコロの上面が出目となります。
刑務所で3回サイコロを振ってもゾロ目が出ず、釈放料を支払って出なければならないときに限り、サイコロを振った直後でも釈放券の売買の交渉ができます。


・3人卓、4人卓もある
大会によっては3人卓、4人卓もあります。特に3人卓は5人卓によるモノポリーとは違い、場にある現金、権利書の価値などが変化するので注意が必要です。