つぶやきに勝手に答えてみる(9)

 
もしグリーンの家が150ドルであるならば私は買います。
理由としてはグリーンの欠点である建設費用の高さが解消され、600ドルで家4軒目が建つからです。
グリーンの家2軒のレンタル料は390・450であり、1回止まるだけで家4軒目から6・7軒目まで増築できます。
また、グリーンの家3軒はオレンジのホテルよりも安く建設することができ(グリーン家3軒オール1350ドル、オレンジホテル3軒1500ドル)、オレンジのホテルとほぼ同じレンタル料(グリーン家3軒900・1000、オレンジホテル950・1000)です。

 

 

 

 権利書事前配布制におけるセット選びは3つの選び方があります。
権利書のセットはスタートの遅い順に選んでいきますので、スタートが遅い場合は自分が最初にサイコロを降る前にある程度権利書が購入されている可能性を考慮する必要があります。
①自力独占の可能性を考えて他のセットと重複していないものを選ぶ
②相手が自力独占する可能性を考えて他のセットと重複していないものを選ぶ
③交渉による独占を考えて重複しているものを選ぶ

①はレッドやイエローといったスタート順が遅くても購入できる可能性があるもの、②はライトブルーやライトパープルなど1~2投の間にもう1枚購入されそうなもの、
③はセットを作った時点で色が重複しているものです。

 海外のボードではスピードダイスが同梱されているものもあります。

過去の経験から言うと両者が多くの現金を持っていてかつ1か所しか経営していないという状況だと膠着状態に陥りやすいです。
この場合時間制限を設けておけばゲームを終わらせることができます。

 2004年の世界選手権の話ですね。

ほぼ日刊イトイ新聞 -モノポリーページ

正確には序盤でディフェンディングチャンピオンの岡田氏が仮破産し、すぐに救済が入るかと思われましたが、現金を持っていたシンガポールの14歳の少年は「世界チャンピオンのあなたがいなくなってくれたほうが都合がいい」と言って救済を拒否したことですね。
この時の大会ではポイント制を採用しており、モノポリー勝ち以外では時間切れ時にゲームに残っていれば残った人数が少ないほど多くのポイントを獲得できるというものでしたが、あっさり破産させてしまうと権利書が全部移動するためトップが確立してしまいます。
このため、ここで救済しないという選択は無かったのですが、ポイントにこだわったあまりに正しい判断ができませんでした。

モノポリーの販売元がハズブロに

日本モノポリー協会の大会案内ページのトップに「モノポリーファンの皆様へ」というアナウンスが掲載されています。

monopoly-championship.jp

 

これによりますと、2018年4月からはモノポリーの版権を保有しているハズブロが直接販売を担うことになったとのことです。
ハズブロが日本における販売元になるのは1990年代後半以来のこととなります。
スタンダード版以外のボードの制作についてはハズブロに直接打診できるようになることから制作の敷居は下がるのではないでしょうか。

気になる動き

今年の2月に「ハズブロジャパン合同会社」という会社が設立されていました。

国税庁法人番号公表サイト

http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=4010003026938

 

ハズブロで連想するのは現在モノポリーの版権を保有している会社です。
ハズブロには1992年に買収した野村トーイの社名を変更したハズブロージャパンという社名の日本法人が存在し、日本におけるモノポリーの版権を保有していた時期もありましたが、1998年に経営不振により解散しています。
翌年の1999年には日本におけるモノポリーの版権がトミーに移っており、これ以降ハズブロは日本での企業活動を行っていなかったようです。

これと3月末のタカラトミーモノポリー販売終了と合わせて考えると年内に何らかの動きがあると考えてよいのではないのでしょうか。

タカラトミーがモノポリーの販売終了

まだトップページなどでの公式な発表はされていませんが、タカラトミーモノポリーの取り扱いを終了したようです。

 

商品情報|タカラトミー

上記のページに表示されている文章では、


>以下の商品シリーズに関しまして、当社での取扱いは2018年3月31日をもって終了いたしました。

と書かれており、その中にモノポリーが含まれています。
また、タカラトミーの公式ページからモノポリーの製品紹介への直接リンクが削除されています(検索サイト経由などでは表示可能です)。

 

これらのことから、1999年よりタカラトミー(旧トミー時代も含める)が保有していた日本におけるモノポリーの版権が別の会社に移動する可能性が出てきました。
スタンダード版のみならずご当地版モノポリーの販売にも関わってくる事柄ですので今後の動向に注目です。