三角交渉の手順

以下のような状態の場合、ABCにとって理想的な交渉はどのようなものでしょうか。


例 4人ゲーム 
現金量 C>A>B
振り番 D 


位置 A 刑務所(1回目)
    B テネシー通り
    C GO
    D セントジェームスプレース


A オレンジ1枚 レッド3枚(家4軒) 
B オレンジ2枚 ライトブルー2枚 電力・水道 鉄道2枚 (端切れが数枚)
C ライトブルー1枚 鉄道2枚  
D ダークブルー家4軒  


(解説)
Dをどうやって追撃するかというのが最大のテーマです。
方法としては大きく2つに分かれます。


1.Aがレッド、Bがオレンジを経営
2.Aがオレンジ、Bがレッドを経営


1はAB間の直接交渉が不成立の場合です。
Bがオレンジを揃えてAと共闘するよりもレッドに止まるリスクを避ける方を選んだ場合、AはオレンジをCに売却することになります。
Cはオレンジを手に入れることでライトブルーや鉄道を揃えることが可能になります。


2はABの直接交渉が成立した場合です。
Aが数巡後にレッドに止まる可能性がありますが、Bがオレンジに止まる可能性は極めて低いのでBにとっては割のいい交渉です。
また、交渉の条件としてはAはBから現金をもらうよりも現物の権利書を数枚もらったほうがCとの交渉につながります。