詰めモノポリーを考えてみた

詰め将棋、詰め碁があるように詰めモノポリーがあってもいいのではと思い考えてみました。
詰めモノポリーはある局面で確率的に最善の行動を考えることが目的です。


ルールは以下の通りです。
①ルールは基本ルールを採用
②交渉は常識的に可能な範囲内
③次の移動先は確率的に最も高いカラーグループとする
④一つの行動で一手順とする


例を挙げて説明します。

●例題  
目的 ・Aのダークブルーの家を全て崩すこと(4手詰め)

(状況) ・プレーヤーはB

A  ダークブルー 家6軒    現金0ドル
B  鉄道4社           現金1500ドル
C  レッド3枚   家なし    現金175ドル
D  オレンジ    全て抵当  現金0ドル



駒位置  A 刑務所見学
      B ノースキャロライナ通り
      C イリノイ通り
      D ニューヨーク通り


サイコロの振り番 A
次の到達先 オレンジ

・答え
①(交渉) B→D   B鉄道4社(+現金≧64ドル)←→Dオレンジ3枚(抵)
②(抵当解除) B オレンジ3枚(抵)→436ドル    
③(家建設)  B 家9軒→900ドル
④(サイコロ) A オレンジ(−550or600ドル)


解説
BはAの家を減らすために手持ちの鉄道(+64ドル以内で)とDのオレンジ(抵当)を交換しました。
そしてオレンジの抵当解除後に家を9軒建てます。
Aは38%の確率でオレンジに止まります。
止まれば550〜600ドルの支払いとなり家が全て崩れます。