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2012年のモノポリー名人戦を解説してみる(4) 


※今回の解説範囲は54分25秒から1時間17分までです。

(55:16)山本さんがオレンジの3枚目である大阪に止まりますが、手持ち現金がないため競売にします。

大阪は増田さんが260両で落札しました。

 

(56:24)中原さんがグリーンの赤穂に止まり、900両の支払いとなり仮破産です。

増田さんが救済を表明します。

交渉の結果と支払いの処理は以下の通りです。

・増田さん

手持ちのオレンジ2枚を抵当に入れたうえで、中原さんの不足分の額をつけ、中原さんのイエローと交換しました。

・中原さん

ライトブルーの家9軒を売却し、その権利書を全て抵当に入れました。

不足分は手持ちのイエローを増田さんの抵当のオレンジ2枚に不足額の現金をつけてもらって交換することで支払いを完了しました。

 

(1:02:48)家の在庫が9軒になったところで再度家の建設が行われます。

末村さんがグリーンの家を1軒増築しました。(3-3-3)

増田さんが手持ちのライトパープル1枚を抵当に入れ、イエローに3軒建てました。(1-1-1)

さらにそのライトパープルを末村さんに買い取ってもらうことで家を1軒追加しました。(1-1-2)

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イエローに家が建ったものの、客3人は「刑務所に行け」に止まるなどしてイエローを回避しました。

 

(1:06:08)中原さんが桂浜に止まりサラリーの大半を失ったところで、末村さんに対しオレンジの売却を提案しますが断られます。

(1:07:33)同順に柴田さんがゾロ目でグリーンの本所に止まり、1000両の支払いです。

家を売却し権利書を全て抵当に入れて支払ったものの、2回目のサイコロでブラウンの函館に止まり仮破産です。

仮破産交渉の結果、大木さんがダークブルーの東京のみを買い取りました。

この交渉は、ダークブルーを2枚渡すには高いのでひとまず片方だけ渡し、何かあれば再度買い取ってもらおうという考えのようです。

大木さんとしてもダークブルーのセットの流出だけは避けたいという考えがあったものと推察されます。

 

(1:11:52)中原さんが所得税のマスに止まり、仮破産です。

仮破産交渉の結果、大木さんがライトブルー3枚を受け取り、中原さんが抵当の東京と250両を受け取りました。

 

(1:15:00)大木さんはチャンスで「東京へ進む」を引き、グリーンをかわしたところでライトブルーに家を8軒建てます。(2-3-3)

この際、公共会社2枚を抵当に入れています。

 

(1:16:46)柴田さんが騎馬に止まり、仮破産です。

仮破産交渉の結果、大木さんが抵当の彦根を買い取りました。

 

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●検討など

(58:52) 大木さんがブラウンを(4-H)の形にしたこと(52:35)に対して解説の岡田さんが疑問を呈しています。

岡田さんの主張はブラウンを(4-4)の形であれば家の在庫を8軒確保した状態にしておけるので、有力色に転換する際に8軒建てられる可能性があったということです。

 

しかし、大木さんとしては(4-H)にせざるを得ない理由が2つありました。

 

1.対末村さん

12マス手前の位置ですが、末村さんはブラウンのどちらに止まっても手持ちの現金では足りません。

権利書を売るという選択肢もありますが、他のプレーヤーとしてはグリーンの家は崩れてほしいところですので買い手はつかないでしょう。

このため、ブラウンには家を建てる理由があります。

 

 

2.中原さんとの家の競売を避けたい

(4-H)にする前の家の在庫が13軒、ブラウンに家を8軒建てようとすると残りが7軒になり、家止めを兼ねてできるだけライトブルーに家を建てたい中原さんと競合することになります。

大木さんとしても自分が得ることができるレンタル料を減らしてまで中原さんに家12軒を建たせるわけにはいきませんので、(4-H)にして中原さんに家9軒の在庫を残すことで競売を回避しています。