スタンダード版モノポリーの駒の歴史

新しいモノポリーの駒を決める投票が行われていますが、これまでモノポリーの駒がどのように変わってきたかについてはあまり知らない方も多いのではないでしょうか。

今回はモノポリーの駒の歴史について調べてみました。

 

●チャールズ・ダロウのモノポリー

チャールズ・ダロウはモノポリーを製作した時点では駒を決めていませんでした。

説明書ではボタンやマーカーなど家にある小物を駒として使うよう指示していたようです。

ただし、駒については子供たちがモノポリーで遊ぶ際に店で買ったお守り(チャーム)を駒として使っているのをダロウが参考にして、パーカーブラザーズに売り込む際にこの駒のアイデアも同時に提示しています。

 

チャーム

http://kotobank.jp/word/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%A0

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●1935年(駒の数:6)

パーカーブラザーズから発売されたモノポリーに同梱されていた金属製の駒は指貫、軍艦、靴、帽子、大砲、アイロンの6つでした。

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ゲームの歴史家は古い駒のいくつかには小さな穴が開いており、これらの駒はパーカーブラザーズが独自に金型を製造するまでブレスレットの鎖の部分やペンダントトップに使うチャームから流用していた可能性を示唆しています。

 

●1935~1936年(駒の数:6→7→8→7)

モノポリーで使う金属製の駒が供給できなくなったため、一時期、駒を木製の円筒形のカラフルなものに置き換えました。

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1936年には7人用に対応するためが、さらに8人用に対応するために財布が追加されています。同年に発売されたニューエディションでは指貫が外れ、駒は財布、軍艦、靴、帽子、大砲、アイロン、車の7つでした

 

●1937年(駒の数:7)

財布が指貫に置き換えられました。

 

第二次世界大戦

駒の素材に金属が使用できないため、駒の素材は紙、ベークライト、木(1935~1936年の間に使われたものと同種)などに置き換えられました。

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●戦後~1950年代半ば(駒の数:7→10)

この頃までには一部のセットで使われていた財布(下段右から2番目)、ランタン(下段の右端)、木馬(上段右から2番目)が姿を消しています。

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この頃に、犬、馬(と騎手)、手押し車の駒が追加されています。

 

●1950年代半ば(駒の数:10)

車のデザインが当時のレースカーに変わっています。

 

●1960年代(駒の数:10→8)

軍艦と大砲が駒から外れました。

 

●1975年(駒の数:8→10)

40周年記念版において軍艦と大砲が再び追加されました。

 

●1999年(駒の数:10→11)

投票によってドル袋が追加されました。(アメリカ版のみ)

 

●2008年(駒の数:11→8)

モノポリーの新バージョンがアメリカで発売され、ドル袋、大砲、馬の駒が外れました。

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●2010年(駒の数:10→8)

日本でモノポリーの新しいバージョンが発売され、大砲、馬の駒が外れました。

 

●2013年(駒の数:8)

モノポリーの駒を追加・入れ替える投票により、猫が追加され、アイロンが外れました。

 

参考サイト

・Monopoly (game) (ウィキペディア英語版)

http://en.wikipedia.org/wiki/Monopoly_(game)#Tokens

・The History of Monopoly Game Tokens (All About Fun and Games)

http://allaboutfunandgames.com/the-history-of-monopoly-game-tokens

・USA - Tokens (World of Monopoly)

http://www.worldofmonopoly.com/history/usa/tokens.php