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(おそらく)日本で初めてモノポリーに触れた「小説のあとがき」を読んでみる

1976年に日本で出版されたリチャード・スターク(ドナルド・E・ウェストレイクの別名義)の小説『悪党パーカー/犯罪組織』には、詳細な描写こそありませんが犯罪組織の一味がモノポリーに興じるシーンがあります。

悪党パーカー・犯罪組織 (ハヤカワ・ミステリ文庫 23-2)

悪党パーカー・犯罪組織 (ハヤカワ・ミステリ文庫 23-2)

また、巻末には訳者の片岡義男氏による「モノポリーの初心者より、ひと言」と題されたあとがきが掲載されています。

 

片岡氏は「1000 Ways to Win Monopoly Games(モノポリーで勝ちをおさめる1000の秘訣、1975年/アメリカ)」を読むなどして、モノポリーのプレイングについていくつか述べています。

簡単にまとめると以下の通りです。

 

●買った権利書を抵当に入れてさらに権利書を買う。

●チャンスカードには移動に関するものが多い。これは権利書の買い方にとっての指針となる。

●ダークブルーについて

 ・1か所買えればいい。買うことができたら絶対に手放さない。

 ・ゲームの初期にダークブルーを揃えるために過大投資すると動きが取れなくなる。

 ・ダークブルーの建設費は高いので、自力独占したらすぐに抵当に入れて現金化すべきである。

●安いカラーグループを揃え、できるだけ早く家3軒ずつ建てる。レンタル料は家2軒のときと3軒のときではレンタル料が格段に変わる。

 

疑問がある箇所もありますが、まだ国内でモノポリーに関する書籍が出版されていなかった1976年の時点ではなかなかの分析であるといってよいでしょう。