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2012年のモノポリー会長杯を解説してみる(4) 

※今回の解説範囲は39分30秒から49分46秒までです。

中原さんと舘田さんがグリーンの手前、石井さんがイエローの直前(24マス目、レッドの米沢)で振り番という状況でイエローを揃える交渉です。

中原さんがイエロー全力家7軒の条件で館田さんからイエローを買い取りました。7軒の家の配置は(2-2-3)です。

 

イエローに止まる可能性は約19%、その中でも家3軒のある平泉(29マス目)に止まる確率は約11%です。平泉に止まる確率は決して高くありませんが、一発で逆転可能な威力があります。

 

石井さんの出目は5。この高額支払いに対して虎の子のライトパープルを350両で舘田さんに売却し、家の売却を3軒にとどめます。(1-2-2)

舘田さんは350両で3枚目のライトパープルを手に入れ2箇所目を独占することができました。3枚目の購入にあまりコストをかけていないためこの独占は非常に大きいです。

 

因さんはライトパープルの前ということもあり、舘田さんにレッド2枚を出す交渉で家の建設を回避しようと試みますが断られました。

そのまま舘田さんがライトパープルに家9軒を建設します。(3-3-3)

こうなると因さんはダークブルーや乗り物が出るまで耐え、建築支援などで他のプレーヤーが潰れるのを待つしかありません。

また、その間に中原さんがイエローに家2軒を増築しました。(3-3-3)

 

中原さんがグリーンを回避し、共同基金で「各プレーヤーから10両受け取る」のカードを引きます。

普段ならなんともないような額ですが、石井さんは先ほどの支払いで所持金がちょうど0になっているのでさらに家を売らなければなりません。(2-1-1)

続いて舘田さんがグリーンを通過、チャンスで「次の乗り物に進む」のカードを引き、4枚目の乗り物である牛車を押さえます。

 

因さんが3枚目のライトブルーを購入しますが、これは有力な交渉材料とはならないようです。

 

盤上は中原さんのイエロー対舘田さんのブラウン・ライトパープルという構図になりました。

 

石井さんが所有者のいない彦根(ダークブルー)に止まりました。現金は持っていませんので家を3軒売却して購入しました。(0-0-1)

これで因さんと石井さんによる3位4位連合という道が開けました。

 

振り番の中原さんが手前ということもあり、因さんがまずは現金を作りに舘田さんに交渉を持ちかけますが断られます。

ここは先にダークブルーを揃えてからの方がはっきりしたと思います。

また、舘田さんは交渉しなくてもやっていける状態なのでどの提案も受けないでしょう。

この状況で可能性があるとすれば因さんと石井さんの現金を集めたダークブルー一発勝負です。

 

中原さんがサイコロを振り、函館(ブラウン)に止まり450両の支払いです。現状でライトパープル3軒オールなのでこの450両はほぼ確実に増築費用になります。

舘田さんが振り番後、思い切ってライトパープルにホテル3軒を建設しました。(H-H-H)

 

実況席ではオーバーキルを指摘する場面もありましたが、ライトパープルの家4軒は安い方で全抵当+イエローの家2軒売却どまり(2-2-3)ですので、公共会社を売却してしのぐ可能性も考慮するとホテルの建設は妥当だと思います。

 

同巡に因さんが中原さんのイエロー3軒に止まり、石井さんとの3位4位連合の可能性はひとまず消えました。

ただ、中原さんと競り合う舘田さんとの交渉の余地はまだ残されています。

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