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2012年のモノポリー会長杯を解説してみる(3)

局面解説 大会

※今回の解説範囲は19分23秒から39分30秒までです。

 

石井さんのグリーン増築直後に中原さんが止まりました。まだ390両の支払いですが、3軒目の建設が可能になったため安閑としていられなくなりました。

舘田さんが米沢(24マス目)のところまで来たところでさらに石井さんは2軒増築です。

建て方は確率を重視した(3-3-2)か、レンタル料を重視した(2-3-3)の2通りですが、石井さんは後者を選びました。

 

中原さん(駒位置32マス目・赤坂)の振る前に館田さんが因さんにブラウンを売る提案をしました。因さんもブラウンを売りたいようです。

交渉の結果、館田さんがブラウン+400ドルでブラウン独占、因さんが乗り物2枚を受け取って3枚にするという形になりました。

 

4人卓で乗り物2枚を買うにしては高めの条件ですが、乗り物移動系のカードがまだ1枚も出ていないのでこの価格です。

 

ブラウンを揃えた舘田さんがその場でホテルを2軒建設しました。

結局、グリーン、ブラウンともに誰も止まらず、石井さんが3枚目となる石巻(ライトパープル)を、因さんが3枚目となる鞍馬山(イエロー)を購入しました。

これで4人全員が一色ずつ持てる状況になりました。

 

ここで動いたのが中原さんです。手持ちのレッドに300両追加して因さんのイエローと交換しました。

続けて舘田さんからイエローを買い取る交渉を行ないましたが、条件で折り合いませんでした。

 

石井さんがレッド手前ということもあり舘田さんに対するレッドを中心とした交渉が行なわれますが、いずれも不成立に終わります。

ただ、この場面では権利書全交換でレッド8軒全力勝負をすべきだったかもしれません。

 

その理由としては、止まる可能性がある程度期待できること、また、空振りに終わる恐れもありますが、やはり家が8軒建っているグリーンへの対処が優先されるべきだからです。

駒位置的にも舘田さんがレッドを引き受けられる状況でした。

なお、レッドに止まってグリーンの家を失った場合は他のプレーヤーと権利書交換をしてその人が再度グリーンに家を建ててしまうという事態も想定できますが、さすがに家を8軒も建てる事は不可能です。

 

長い交渉が続いたためバンカーの裁量で交渉を止め、石井さんがサイコロを振りました。

止まったのはレッド(24マス目)でした。

 

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