時間切れ勝利への道

かつての大会では制限時間にモノポリー勝ちが起きない場合でも資産の多い順にポイントが与えられていました。
このため、モノポリー勝ちでの決着がつきそうにないと見るといかにして資産を増やしたり守ったりするかが重要になりました。
これから紹介する戦法はモノポリー勝ち推奨ルールの普及で廃れた戦法ですが、世界選手権における予選(※)のように使える場面があるかもしれません。

(※)2009年の世界選手権の予選はポイント制です。
モノポリー勝ちの場合は1人のみにポイントが与えられ、複数人が終了時まで残った場合は資産の総額で順位を決め、それに応じたポイントが与えられました。


・権利書の大量保有
抵当だらけの権利書でも高額物件を多数保有していればかなりの価値となります。
救済交渉などで負債額以上の権利書が手に入れられるのであれば無理を押すのもよいでしょう。
また、競売でグリーンを安く買うのも一手です。


・資産の額では グリーン家2軒ずつ>オレンジホテル3軒
レンタル料の収入では大きな差がありますが、額面価格ではグリーンのほうが上です。
双方家の建たない状況で権利書交換をする場合は額面価格の高いほうを選択すれば資産上は優位に立てます。


・ボケナス戦法
ダークパープルを独占しつつ、その他の有力な権利書を押さえて逃げ切る戦法です。
持ちかけられる交渉をのらりくらりとかわしつつ(ボケ)、ダークパープル(→紫→ナス)を経営するところからボケナス戦法という名前がつけられました。
ただ、モノポリー勝ちが優先される現在のルールではこの戦法が通用しませんので、頃合を見て経営転換や追加経営が必要となります。