2010年モノポリー日本選手権全国大会決勝戦のダイジェスト

2010年の日本選手権全国大会決勝ゲームのダイジェストを残しておきます。

・決勝戦
決勝戦の動画


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順番
1   宮野徹     (モノポリー・チャレンジカップ in 新風館(京都) 優勝)
2   飛松弦     (第22回名人戦個人優勝)
3   中原健太郎  (東北地区大会1位)
4   田中瑞穂    (ラストチャンス大会リザーブ枠)
5   長谷川佳継  (関東地区大会1位)


(ダイジェスト、以下敬称略)
ボードの画像はこちらを参考にしてください。
http://www.madeinyokohama.jp/img-option/39891op_01big.jpg


飛松 宮野からブラウン購入 ブラウン独占
飛松 ブラウン問屋(家)、赤レンガ(ホテル)建設(4−H)
田中 ブラウン家4軒(160)支払い
飛松 ブラウン(H−H)
中原 ブラウン(250)支払い
田中 ブラウン(250)支払い
長谷川 チャンス「修理費」
長谷川 ブラウン(450)支払い
飛松  (39)へ行け ダークブルー自力
飛松  ダークブルー4軒(2−2)
宮野  手持ちのレッド・ライトパープルを長谷川に渡し グリーンをもらう 
中原  ブラウン(250)支払い
飛松  ダークブルー(2−3)
飛松  ダークブルー(3−3)
宮野  手持ちのオレンジ・鉄道を出して 田中からグリーンをもらう グリーン独占
長谷川 中原からレッド購入 900残し 中原は残りの権利書をもらう
長谷川 全力家6軒(2−2−2)
中原   田中とのオレンジをまとめる交渉 中原は500残しでオレンジ独占、田中は中原の端切れ権利書をもらう 
中原  (1−2−2) 
飛松   オレンジ(19)2軒(220)支払い
田中  ブラウン(250)支払い
飛松  田中からライトブルー2枚・水道をもらう(電水独占)  飛松は2鉄を出して田中は3鉄に
長谷川 ガス灯(電力)・オレンジでレッドの家が崩れる(0−0−1)
中原 (2−3−3)
宮野 グリーン(1−1−1)
飛松 ブラウンのホテル売却し家建て直し(4−4)  
中原  (3−2−3)
田中 オレンジ2軒支払い
中原 (3−3−3)
宮野 (2−2−1)
長谷川 鉄道の支払いで家全て売却
飛松  オレンジ(550)支払い
宮野 ブラウン(160)支払い
中原 (4−4−4)
宮野 ブラウン(320)支払い
宮野 家売却(0−1−1)
長谷川 オレンジ4軒支払い 仮破産
長谷川 飛松にレッドを渡し、電水をもらう
飛松  ダークブルー家売却・レッド家建設(3−3−3)
宮野  レッド支払い 家全部売却 
飛松 (4−4−H)
宮野 オレンジ支払い  破産
長谷川 共同基金「修理費」
飛松 ブラウン(H−H)
中原 グリーン(1−1−0)
長谷川 レッド支払い   破産
中原 オレンジ(H-H-H)
田中 オレンジ(1000)支払い 
中原 グリーン(2−2−2)
田中 グリーン(390)支払い
中原 グリーン(3−3−2)
中原 グリーン(3−3−3)
田中 ブラウン(250)支払い
飛松 グリーン(900)支払い 家4軒売却し、レッド(3−3−4)
飛松 物品税(100)支払い レッド1軒売却(3−3−3) ブラウンホテル1軒売却(4−H)
田中 中原から鉄道をもらい4鉄体制、残りの権利書を中原に渡す
中原 ライトブルー、ライトパープルの3枚目を購入
中原 ライトパープル(2−3−3)
飛松 オレンジ(950)支払い
田中  飛松のレッド以外の全部の権利書を(ブラウン・ダークブルーのセット含む)を650で買取
中原 レッド(700)支払い
中原 ライトパープル(3−4−3)
飛松 自分が出した権利書を650で買い取り
中原 ライパ(3−4−4)
田中 レッド(750)支払い 仮破産 飛松4鉄購入
田中 グリーン支払い 破産
中原 ライトパープル(H―H―H)
飛松 オレンジ(900)支払い レッド1軒売却(3−2−3)
飛松 オレンジ(900)支払い レッド全部抵当 

(ここで大勢が決したため審判長の判断により終了)

結果:中原の優勝

(解説)
序盤は飛松が揃えたブラウンに他のプレーヤーが何度も止まるという状況から、ダークブルーを自力独占、さらに家3軒ずつ建設というまさに一方的な展開でした。
この状況から宮野がグリーンを揃えに行くことで場を動かし、長谷川がレッド全力2軒オール、中原がオレンジ全力家5軒で追撃します。田中は3鉄と端切れの権利書で機会を伺います。
しかし、長谷川はゾロ目でガス灯(電力)・オレンジ家2軒に止まってしまい家を5軒失ってしまいました。
ここで中原・宮野が家を建設したのを見て飛松がブラウンのホテルを崩して家を建て直しましたが、家止めには至りません。
長谷川は鉄道の支払いにより家を減らし、オレンジで仮破産になりましたが、飛松がレッドを引き取る形で救済しました。
さらに飛松はダークブルーの家を全て売却し、レッドを3軒オールで経営転換しました。
そこに宮野が止まり、それまで建てていたグリーンの家を全て崩しました。宮野はその後オレンジに止まり破産しました。
続けて長谷川がレッドで破産します。中原のオレンジはホテルになりました。
破産した宮野からグリーンを手に入れた中原は、田中がオレンジのホテルに止まった事を機にグリーンの本格的な追加経営に入ります。
ボード上は中原のオレンジ、グリーン 対 飛松のブラウン、レッドという構図になりました。
ここで飛松がグリーンの家3軒に止まりレッドの家が4軒崩れます。
飛松は続いて物品税にも止まり家を崩します。
田中は終盤で4鉄にし、飛松を支援するなどしたものの家の建設までには至ることができずグリーンで破産です。
最後は飛松がボード2周のうち2回オレンジに止まり、レッドの家が全て崩れたところでゲーム終了です。


(気になったこと)
飛松さんのブラウン家8軒建て直しとレッドの経営転換後の家3軒ずつからの4軒増築(4−4−H)は疑問が残りました。
機会があれば検討してみたいと思います。