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モノポリーとPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)

その他

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)とは限られた経営資源を最適に配分することを目的としたマネジメント手法です。
市場成長率と市場占有率の高低によって現在の自社の製品の状態を4つに分類し、今後の方向性やどれに重点を置くかを決めていきます。


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今回はこの表をモノポリーに応用して解説してみたいと思います。
なお、ここでは市場成長率をレンタル料の伸び率、市場占有率を高いレンタル料を得られる可能性に置き換えて解説します。


・金のなる木
レンタル料の伸び率が低いため家の追加建設がほとんど必要なく(あるいはこれ以上伸びる余地がない)、レンタル料を得られる可能性の高さから大きなレンタル料収入が見込める状態のこと。
例:ライトブルーのホテル、ライトパープル〜オレンジの家4軒ずつ、レッド〜ダークブルーの家3軒ずつなど


・花形製品
他のプレーヤーと競合できる状態です。ここから高いレンタル料を得ることができれば増築で「金のなる木」に移行することができますが、経営に失敗すれば「負け犬」になります。


・問題児
レンタル料の伸び率が高い反面、高いレンタル料を得られる可能性が低い状態のカラーグループです。
家の建設・増築をすることによってようやく「花形製品」に移行することができますが、ジリ貧になれば「負け犬」になります。
例:何も建っていない状態のカラーグループ、ダークブルー以下の家1軒〜4軒など


・負け犬
レンタル料の伸び率もなく、高いレンタル料を得られる可能性もないため撤退すべきか、余分な資産を売却するなどして「金のなる木」に近づけてみるべきカラーグループです。
例:経営に失敗したカラーグループなど


・花形製品や問題児を支えるもの
購入した後は新たな投資をせずに収入を得ることができるグループです。
例:鉄道、公共会社


モノポリーでは双方独占を起点とした問題児や花形製品からのスタートが多いですが、保有する現金の額や場の状況によってはいきなり金のなる木からスタートすることも可能です。

この考え方を用いてゲームを進める上で重要なのは他のプレーヤーを「金のなる木」の状態にさせないこと、あるいは「金のなる木」の状態にあるプレーヤーをそれ以外の状態にすることです。
また、「負け犬」の状態におちいってしまった場合は、権利書交換などの手段で早めに「問題児」「花形製品」への移行を図りましょう。