モノポリー体験記の解説 その4

・今回の解説
第15回モノポリー日本選手権2005(第1戦)
【2012・5・9追記】リンク先のブログのサービスが終了していましたのでリンクの部分は削除しました。


・2005年度日本選手権予選のルール(一部抜粋)
予選3ゲーム(90分)。
予選は5人または6人ゲーム。

●予選での獲得ポイントの算出方法
5人卓は、各プレーヤーの卓内の資産額シェアを%で表したものをポイントとする。
6人卓は、前項で算出したものに1.2を乗じたものをポイントとする。ただし上限は100ポイントまで。
モノポリー勝ちは一律120ポイント。


決勝進出者は原則として5名。
2ゲーム目終了時点で、獲得ポイント上位2名を決勝進出決定とし、3ゲーム目に加わらない。
ただし、2連続モノポリー勝ちをした者は人数にかかわらず決勝進出とする。(5名を超えても可)
3ゲーム目に「モノポリー勝ちした者のうち」、総獲得ポイント上位から残余の決勝進出枠数の人数(通常は3名)を決勝進出とする。
前項において3ゲーム目にモノポリー勝ちした者が枠数に満たない場合、残余の枠については総獲得ポイント上位の者を充てる。


・状況
6人ゲーム。ヤクルト氏は物品税、所得税に続けて止まり、さらにチャンスの「各プレーヤーに50ドル支払う」で計250ドルの支払い。
所有している権利書はライトブルー・オレンジ・レッド2枚・イエロー、鉄道。


・解説(現金不足)
物品税、所得税(これは損失というよりは200ドルを得られなかったというべきでしょう)、チャンスの「各プレーヤーに50ドル支払う」で土地はあるが現金が少ないという状況です。
こういった場合は率先してライトブルーなどの経営に乗り出すか、鉄道を揃えにいって巻き返しを図るといった方法があります。


・結果
結局レッド5軒でスタートしたものの誰も止まらず、ジリ貧でタイムアップになりました。
モノポリー勝ちが推奨される昨今の大会においてはタイムアップは喜ばしいものではないとされていますが、破産(0ポイント)でなかっただけでも良かったのではないでしょうか。