モノポリー体験記の解説 その3(後編)

・今回の解説
第12回モノポリー会長杯(第3戦・後半)
【2012・5・9追記】リンク先のブログのサービスが終了していましたのでリンクの部分は削除しました。


・状況
5人卓でのゲームの終盤戦。
所有している主な権利書と家の数は以下のとおりです。


・ヤクルト氏 レッド家12軒、グリーン3枚
・Aさん ライトパープル家12軒、鉄道4枚
・Bさん ダークブルー家6軒
ヤクルト氏は直前にレッドで800ドルの収入を得ており、レッドに家3軒、グリーンの抵当を全て解除しています。

グリーンの抵当を解除したヤクルト氏はさらにグリーンに家を2軒建設しました。


・解説(家止め)
家の軒数は32軒しかないので、家の在庫がなくなってしまえば家を建てることができません。
この時点での家の在庫は30軒ですので、ヤクルト氏がグリーンに家を2軒建設することで家の在庫をなくし、家止めの状態に持ち込みました。
(家止めについてはこちらをご覧下さい)


・結果
ヤクルト氏はさらにオレンジを自力で揃えてしまいました。
これで家止めがしやすくなり、ライトパープルの家が崩れたらオレンジに家を建設、ダークブルーの家が崩れてAさんと家の競売になっても家の価格差を生かして落札してグリーンに家を建設するという万全な態勢でヤクルト氏がモノポリー勝ちし、優勝しました。
(家の競売方法についてはこちらをご覧下さい)