キャッシュカードエディションの欠点

イギリスで「MONOPOLY Revolution」という新型のボードが発売されるようです。
http://wiredvision.jp/news/201002/2010020219.html
このボードの特徴はボードが円形であることと、現金のやり取りは紙幣ではなくキャッシュカードを通じて行うことです。


すでにキャッシュカードを使ったモノポリーとしては「MONOPOLY here & now : the world edition」や「モノポリー キャッシュカードエディション」などがあるので新しい試みというわけではありません。
ハズブロやタカラトミーには悪いですが、私としてはキャッシュカードエディションのモノポリーには欠点があるのでこれで遊ぶことはおすすめできません。


その理由としては以下の通りです。

①手持ちの現金が常時把握できない
②紙幣でできたことがカードでは時間がかかる
③やり取りの間違いに気付きにくい


①紙幣であれば自分および相手の手持ちの現金の額は見て把握できますが、キャッシュカードではいちいちカードをリーダーに入れて確認しなければなりません。
②例えば負債の交渉で第三者に権利書を売却した場合の処理や、家を建てさせる場合の○ドル残しといったことは現物の紙幣ではすぐに行うことができますが、カードでは時間がかかります。
③カードリーダーのやり取りで間違えた場合、間違いがあったことに気付きにくいです。間違えて決済した場合の対策もないようです。