モノポリー用語(家編)

・「家はサイコロを振った後に建てろ」
レンタル料や「修理費」に代表されるカードによる不測の出費に備え、家はサイコロを振った後に家を建てるべきということです。
また、自分が家を建てて現金が少なくなったところを狙い撃ちされないようにするという意味もあります。


・オーバーキル
1.(余計な攻撃)現状でもその土地に止まると救済不能で破産確定のプレーヤーに対して家を増築してしまうことです。現金の無駄遣いであるため悪手とされます。
2.(防御を兼ねた攻撃)今の状態でも仮破産させることはできるが、仮破産交渉で権利書を他者に持っていかれないようにするため、さらに家やホテルを増築してレンタル料を上げることです。


・見逃し
1.他のプレーヤーを破産させると権利書がトップに流れる場合や家が崩れてトップに対抗できなくなる場合、あえて家を建築、増築せず素通りさせることです。
2.破産寸前かつ現金以外の資産を持っていないプレーヤーに対し、GOマス通過などで収入を得させるために、他のプレーヤーが自らの平地の権利書を意図的に抵当に入れること。
見逃されたプレーヤーが現金を増やした状態で見逃したプレーヤーの土地で破産すれば、見逃さなかった場合よりも多くの現金を得る可能性が出てきます。


・2つのサイコロの出目の確率
2つのサイコロの出目で最も出やすい数は7です。(次に出やすいのは6と8)
これに従うのならば、家を4軒・7軒・11軒で建てようとするときに相手から7マス離れた土地に1つ多く建てるとよいでしょう。


・スクラップ&ビルド
家の数が3−2−2などのとき、家を一軒崩してすぐに2−2−3のように建て直すこと。
カラーグループの奥(GOマスから一番遠い場所)はレンタル料が高いことに注目した方法です。
相手のコマ位置が手前のときやチャンスカードなどで相手が来てくれることを期待して行います。
家を1軒建てるだけの現金がないが攻撃したいときの捨て身の策です。
不確実性が高く、家を崩すため資産が目減りしてしまうハイリスクな方法です。


・集約
複数のカラーグループを経営しているとき、残りの家を売却して資金を一か所に集約して高額のレンタル料を狙う戦法。時間が限られている場合の決戦用として行われることがあります。