モノポリー用語(交渉編)

・2位狙い
別名「魂を売る」。最初に仮破産したときなどにトップのプレイヤーに優良な権利書を渡すことで1位をあきらめ、相応の見返りを受け取って2位を狙うことです。
その多くは順位ポイント制において他のプレーヤーとの破産交渉が決裂した場合に行われます。
なお、現在のモノポリー勝ちを重視するルールや破産した場合は順位ポイントが入らない場合ではほとんど意味がありません。


・○ドル残し
交渉がほぼ確実に成立する状況なら現金の総額を知らなくても「○ドル残しで」(つまり家が数軒建てられる額)と言えば、権利書に現金をいくらもらうとか渡すとかいうことを考える必要はなくなります。
なお、「○ドル残し」で交渉が成立しても受け取った現金がいくらかは公表しなければなりません。


・ゼロ救済
仮破産したプレーヤーの負債の不足分を債権者以外の他のプレーヤーが支払う代わりに資産を全て引き取る交渉のことです。救済された側の手元には1ドルも残らないことからゼロ救済といいます。
救済する側は債権者へ権利書が移動することを阻止するために行います。また、あえて破産させずに残すことで場に入る現金の量をわずかでも増やす狙いもあります。(特にGOマス手前で破産した場合)

・債務者有利
負債を抱えたプレーヤーが価値のある権利書を持っている場合、それを狙う債権者と第三者に対し、有利な条件を提示できること。
交渉の結果次第では負債以上の利益を得られます。

・保険
カラーグループを独占するときに権利書を残しておき、負債を抱えたときに権利書を買い上げるもらうことで家が崩れるのを阻止する方法です。
また、救済する側は権利書を買い上げずに現金プラス権利書交換で再度支援の機会を残す方法もあります。

・同じ財布
権利書を持ち合いになっている相手とは交渉が成立するまでの間、利害が一致する関係にあることです。
仮にレンタル料のやり取りなどで現金が移動しても後で調整が可能です。