つぶやきに勝手に答えてみる(12)

 

1998年にプレイステーションで発売された『モノポリー』のタイトル画面では「MONOPOLYゲームボードの特徴あるデザイン、4つの角、そしてボードと駒の各構成はHasbro.incの不動産ゲームとゲーム装備の商標です。」と表示されています。

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絵の近くにサインがありますが、この絵はALEC MONOPOLYというアーティストが手がけたものです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Alec_Monopoly
近年ではスイスの高級時計のタグ・ホイヤーのデザインを手がけたこともあります。

www.alecmonopoly.com


 

 


確率的に比較すると4鉄所有時にどこかの鉄道に止まる確率は5.6(2または12マス手前)~16.7(7マス手前)%、ダークパープル+ライトブルーの止まる確率が2.8(地中海通りから12マス手前)~47%(地中海通りから2マス)となっています。
なお、最も止まりやすい位置から5回連続で止まらない確率はダークパープルで約20%、ライトブルーで約6%と起こりうる範囲です。

 

 

 


過去の記事(モノポリーのスタート順と勝率 - MONOPOLY BLOG ―モノポリーブログ―)で紹介していますが、スタート順と勝率には大きな差はありません。

 

 

気になったので調べてみました。

まず、BANFFOPOLY(バンフォポリー)という名前ですが、この「Banff」とはカナダのリゾート地の名前です。

バンフ - Wikipedia

こちら(http://worldofmonopoly.com/albert/canada_uk.htm)にバンフォポリーに関する詳細が書かれていましたが、1993年にCustom Games&Packaging Ltd.という会社から発売されているようです。
ボードに登場する権利書は地元の店舗などのようです。なお、四隅に一般的なモノポリーに共通する刑務所や駐車場の絵がないことからライセンスを受けていない製品であることが分かります。

Banffopoly

 

日本語と英語が併記されている理由としてはこの地が日本人が訪れる場所であることが挙げられるようです。

国会の委員会でモノポリーが紹介される(2)

 

2016年に国会の委員会でモノポリーが紹介されてからしばらく経ちましたが、6月18日に行われた参議院の財政金融委員会で再びモノポリーが紹介されました。
質問者は前回(国会の委員会でモノポリーが紹介される - MONOPOLY BLOG ―モノポリーブログ―)と同じく古賀之士議員で、金融リテラシーに関する質問を行った際に実物のモノポリーのボード(マスターモノポリー)を持ち込んで紹介していました。

 

参議院インターネット審議中継

(モノポリーが紹介されるのは1:54:40頃)


後日議事録が公開される予定ですので、公開された際にはまた記事を書きたいと思います。

日本人で初めてモノポリーをプレイしたのは?

ニューヨークタイムズ

https://www.nytimes.com/ja/2019/04/29/world/asia/japan-abdication-world-war-japanese-translation.html

 

4月29日のニューヨークタイムズに皇室のエピソードの記事が掲載されていましたが、その中で上皇陛下の家庭教師を務めたヴァイニング夫人が1949年に連合軍将校の息子たちとモノポリーで遊ばせたといった内容の記述がありました。

 

また、ヴァイニング夫人の著書『日本での四ケ年 : 皇太子と私』(文芸春秋新社、1951年)の34ページでも同様の記述があり、こちらは「六月の初めのある午後」「殿下と二人の學生」「アメリカン・スクールの同年輩の生徒を二人(一人はオーストラリア人、一人は米国人)」「五人の學生は英語で「モノポリー」という遊びをし」といったことが書かれています。


モノポリーアメリカで一般発売されたのが1935年、日本で一般発売されたのが1965年ですので、それよりも16年以上も前に英語版のモノポリーで遊ばれていたということになります。
このことから、日本人で初めてモノポリーをプレイしたのは上皇陛下とその級友たちになるのではないでしょうか。

 

2019年2月のモノポリー界の出来事

特にありませんでしたが、日本モノポリー協会のページ(https://www.1101.com/monopoly/)でも紹介されているようにモノポリー世界チャンピオンの岡田豊氏がウェブドラマ『港区おじさん』に出演しています。
(登場は9:00頃から)

www.youtube.com