4月29日のニューヨークタイムズに皇室のエピソードの記事が掲載されていましたが、その中で上皇陛下の家庭教師を務めたヴァイニング夫人が1949年に連合軍将校の息子たちとモノポリーで遊ばせたといった内容の記述がありました。
また、ヴァイニング夫人の著書『日本での四ケ年 : 皇太子と私』(文芸春秋新社、1951年)の34ページでも同様の記述があり、こちらは「六月の初めのある午後」「殿下と二人の學生」「アメリカン・スクールの同年輩の生徒を二人(一人はオーストラリア人、一人は米国人)」「五人の學生は英語で「モノポリー」という遊びをし」といったことが書かれています。
モノポリーがアメリカで一般発売されたのが1935年、日本で一般発売されたのが1965年ですので、それよりも16年以上も前に英語版のモノポリーで遊ばれていたということになります。
このことから、日本人で初めてモノポリーをプレイしたのは上皇陛下とその級友たちになるのではないでしょうか。