日本人で初めてモノポリーをプレイしたのは?

ニューヨークタイムズ

https://www.nytimes.com/ja/2019/04/29/world/asia/japan-abdication-world-war-japanese-translation.html

 

4月29日のニューヨークタイムズに皇室のエピソードの記事が掲載されていましたが、その中で上皇陛下の家庭教師を務めたヴァイニング夫人が1949年に連合軍将校の息子たちとモノポリーで遊ばせたといった内容の記述がありました。

 

また、ヴァイニング夫人の著書『日本での四ケ年 : 皇太子と私』(文芸春秋新社、1951年)の34ページでも同様の記述があり、こちらは「六月の初めのある午後」「殿下と二人の學生」「アメリカン・スクールの同年輩の生徒を二人(一人はオーストラリア人、一人は米国人)」「五人の學生は英語で「モノポリー」という遊びをし」といったことが書かれています。


モノポリーアメリカで一般発売されたのが1935年、日本で一般発売されたのが1965年ですので、それよりも16年以上も前に英語版のモノポリーで遊ばれていたということになります。
このことから、日本人で初めてモノポリーをプレイしたのは上皇陛下とその級友たちになるのではないでしょうか。

 

2019年2月のモノポリー界の出来事

特にありませんでしたが、日本モノポリー協会のページ(https://www.1101.com/monopoly/)でも紹介されているようにモノポリー世界チャンピオンの岡田豊氏がウェブドラマ『港区おじさん』に出演しています。
(登場は9:00頃から)

www.youtube.com

 

りゅうおうのおしごと!10巻

 

 

 将棋をテーマにしたライトノベルですが、10巻では姉弟子らとモノポリーに興じるシーンがあります。

 

この中で棋界にモノポリーを広めた棋士の記述がありますが、過去の記事(http://mpb.hatenablog.com/entry/2014/06/10/223127)でも紹介したように、現実でもそのようなことはありました。

 

また、作中で使用したボードは「大阪環状線モノポリー」と書かれており、グリーンの権利書(スタンダード版のノースキャロライナ通りに相当)には「関西将棋会館」が登場します。

 

 

モノポリーのTシャツが発売

www.uniqlo.com

2月25日よりユニクロで様々な製品とコラボレーションしたTシャツが発売されていますが、その中にモノポリーをモチーフとしたものが2つあります。

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日本ではモノポリー関連の衣料品は輸入品かライセンスを受けたかどうか不明なものがほとんどでしたので、日本で正式な商品が一般発売されるのは初めてのことではないでしょうか。

香港に世界初のモノポリーのアトラクションがオープン予定

(2019.10.21追記 記事のタイトルと記事の「テーマパーク」の表記を「アトラクション」に変更しました。)

 

・First MONOPOLY DREAMS interactive attraction set to open in Hong Kong(InPark Magazine)

www.inparkmagazine.com


・The world’s first Monopoly-themed attraction is opening in Hong Kong this autumn(Business Insider)

www.businessinsider.sg

 

1月7日に香港のビクトリア・ピークで世界初のモノポリーのアトラクションの発表会が行われました。
名称は「Monopoly Dreams(モノポリードリームス)」といい、今年の第3四半期にオープン予定とのことです。


・プロモーションビデオと発表会の模様

www.youtube.com

・MONOPOLY DREAMS(公式サイト)

www.monopolydreams.com


 

・発表会に出席された方のツイート